入院したときにかかる費用は「基本診療料」に,病気やケガの内容に応じて行なわれる「手術料」「検査料」「投薬料」などがプラスされます。
入院費用の内訳は医療機関の規模や地域などにより細分化された複雑な制度になっています。
まず,どの医療機関に入院しても必ずかかる診療報酬に「入院基本料」があります。
これには,医師の診察料,看護師らによる看護料,病室の部屋代が含まれます。
「入院基本料」は「病棟の種類」「平均在院日数」「看護配置」などの項目により分類され、どれに該当する病棟へ入院するかによって費用が異なります。
要素が複雑に算定され,入院時にかかる費用のうちベースとなる「入院基本料」が決まることになります。
☆さらに詳しくは⇒ 入院費用 | お金はいくらかかるのか?
入院するときには、何が必要でしょうか?
初めての入院となると、何を用意していいのか分からないことも多いです。。
まず入院するための手続ですが、一般的には入院申込書、保険証、診察券、印鑑、が基本です。
このほかに特別室使用同意書、医療受給者証など必要に応じて用意します。。
用意する備品は、最低限基本中の基本ですが、パジャマまたは寝巻き、着替え、ガウン、洗面用具、お箸、スプーン、カップ その他ティッシュ、タオル、スリッパなどです。
しかし、近年はパジャマ、ガウンなどは病院で用意されたものを着用する決まりの所もあり、事前に確認しておくと良いでしょう。
このパジャマ代は、入院費用の一部としてしっかり請求されますので、選択が出来るシステムかどうかも、聞いておくと良いと思います。
特に、長期の入院となる場合は、費用の負担も膨らむので心掛ける必要があります。