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何か新しいことを始めようと思った時、必ずお金の問題が付きまとってきます。
それをするのに費用はいったい幾ら位かかるのか?

建築にかかわる料金はいくら必要なのか?/別途料金はかかるのか?/税金はかかるのか?

建築費用

建築費用  │ 何にいくらかかるのか?
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いくらなの?

よく「坪○○万円より」と宣伝している工務店やハウスメーカーがあります。

例えば、その○○の箇所が50万円とするなら、坪数から計算して

「そうか、うちは40坪の家を建てると2000万円ぐらいか!」

と思われるかもしれませんが、そういうわけにはいかないのです。

家をつくるには、もろもろの費用がかかります。
この場合「坪50万円」というのは、
本体工事費のことをいいます
一般的に家づくりにかかる費用は「建築工事費+30〜40%程度」を目安にするといいでしょう。


建築費用は、大きく分けて、次の4項目に分けることができます。

     ● A)建築工事費
     ● B)付帯工事費
     ● C)その他工事費
     ● D)諸経費




A)建築工事費
本体工事費     構造体・内外装・住宅設備機器など
設備工事費     給排水設備・衛生設備・電気設備・ガス設備など
                                   
B)付帯工事費
外構設備工事  塀・植栽・カーポートなど
地盤改良費 軟弱地盤の地域では、基礎補強が必要になります。
その他  空調設備・照明器具・カーテン・システムキッチンなど   
一般的に使ういう「坪単価」は、「本体工事費」をいいます。付帯工事費は含みません。
                      
C)その他工事費
測量費 10万前後
地盤調査費 3万〜5万程度     
設計監理料 建築工事費の10〜13%程度。建物の規模・構造で異なります。
確認申請料 特定行政庁または、民間審査機関に支払う申請料。
水道分担金 都道府県の水道局に納付します。(建替えの場合は必要ありません)
地鎮祭・上棟式 地鎮祭費5万くらい(神主への初穂料)
インテリア費 家具や家電製品など、工事費の5%くらいみておきましょう。
解体費   3万/坪〜  産業廃棄物などが多いと割高になります。
ゴミ処理代 古い家電などを処分する場合、費用がかかります。
借り住まい費用 約100万 (敷金礼金など6ヶ月分)
引っ越し代 40万(往復とした場合)自分でやるとレンタカー代のみ
                        
D)諸経費
印紙税 工事請負契約書・設計監理契約書・金銭消費貸借契約書(住宅ローン)など。
事務手数料  住宅ローンを使う時の金融機関手数料。
ローン保証料  住宅ローンを組む場合に連帯保証人を立てずに保証料を払って借り入れをする場合。
団体信用生命保険 住宅ローンを組むときに加入します。
表示保存登記手続き 住宅ローンを組んだ場合、抵当権設定登記も必要です。




標準外工事には主に次のようなものがあります。

 ● 深基礎工事(標準の基礎をさらに強化するため)
 ● IHクッキングヒーター(オール電化住宅にしたことで発生)                   
 ● ウォークインクローゼット
 ● 仏壇・神棚造作
 ● カップボード(備え付きの食器棚)
 ● 出窓
 ● シャッター雨戸(防犯対策)
 ● 塩害対策(海に近い場合)
 ● マルチメディア情報分電盤(LAN・情報コンセント)



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